年報編集委員会

『アメリカ研究』第52号「自由投稿論文」「特集論文」募集のお知らせ

2017年3月16日

学会機関誌『アメリカ研究』(年報)は2018年3月に第52号を刊行する予定です。詳しくはこちらを参照ください。

『アメリカ研究』第47号「特集論文」募集のお知らせ

2012年6月13日

会報 177 号にてお知らせしました通り,『アメリカ研究』 第 47 号の特集テーマは 「アングロ=アメリカ」 と決まりました。その趣旨は以下の通りです。

建国間もないアメリカが,かつての母国イギリスと砲火を交えた 1812 年戦争──その勃発から 200 年目となる今日,両国はアフガンおよびイラクでの戦争を含めた多様な局勢で,同盟関係を深めている。両国の関係は,この間二度の大戦と冷戦,ならびにそれらの終結をはさみ,密接な展開を遂げてきた。その関係の重層性を考察する際,チャーチルによる 1946 年訪米講演の基調となった 「特別な関係」 という概念は,有効な視座となるだろう。「英語圏国民の紐帯」 を踏まえたその概念は,軍事というよりむしろ文化領域における英米の連帯意識を表す。20 年代の D・H・ロレンス,70 年代の S・スペンダーがまとめあげた独自のアメリカ研究も,いわばその認識を共有していた。
 仮にそうではあっても,いまグローバル社会化のただなかにおいて,チャーチルが依拠した 「英語圏国民の紐帯」 なる感覚が,時代性を帯びて映るのは否めない。また,そもそもアメリカにあっては,「英語」 はむしろ文学者たちの不安を形成してもきた。固有の 「国語」 ではない言語で 「国民文学」 の創成を目指す 「植民地」 的な困難を,彼らは抱えていたのであった。シドニー・スミスのあてこすり 「アメリカの本など読む者があるか?」 が如実に伝えているように,互角ではないことに対する自覚が,アメリカ文学を動機づけた。もっともそうした非対称性は,「特別」 であるはずの両国関係の諸相のうちに,さまざまな角度から検証できる事柄であろう。英米間の紐帯感覚とされるものの実相は,他の国家関係と同様に,複雑な地政学的条件と絡み合いつつ変容を遂げるものである。アングロ=アメリカの関係を,多様な時間と世界状況,さらには文化的自意識のもとに再布置し,「特別な関係」 の文脈化・脱神話化を試みるような意欲的な論文を待ちたい。

 「特集」 に執筆希望の会員は,2012 年 6 月末日までに,氏名・所属,論文題目および構想・資料などの説明(400 字程度)を電子メール(office[at]jaas.gr.jp)で,年報編集委員会宛てにお申し込みください([at]を@に置き換えて下さい)。その際の Subject は,「 『アメリカ研究』 特集応募」 と明記するようお願いいたします。執筆要項は,学会ウエブサイト(http: //www.jaas.gr.jp)を参照のこと。締め切りは,2012 年 9 月 4 日(火)学会事務局に必着のこと。

『アメリカ研究』第47号原稿募集のお知らせ

2012年6月13日

学会機関誌 『アメリカ研究』(年報)は,2013 年 3 月に第 47 号を刊行する予定です。会員諸氏の積極的な投稿を期待します。

1.  内容 アメリカ研究に関する未発表論文,もしくは進行中の研究ノート。前年度に 『アメリカ研究』 もしくは 『英文ジャーナル』 に論文・研究ノートが掲載された方は,本年度の投稿をご遠慮ください。また,同じ年度に 『アメリカ研究』 と 『英文ジャーナル』 の双方に投稿することは出来ません。これは,なるべく多くの会員に発表の機会を提供するためです。
2.  枚数 論文は 33 字×34 行のレイアウトで 19 ページ以内(註を含む)。研究ノートは同形式で 8 ページ以内。ほかに英文レジュメ(500 語)。執筆要項は,学会ウェブサイト(http://www.jaas.gr. jp)を参照のこと。
3.  原稿締め切り期日 2012 年 9 月 4 日(火)。学会事務局に必着のこと。
4.  提出部数 3 部(コピー)。提出原稿は不採用の場合もお返し致しません。 

 応募者は,論文題目に簡単な説明を付けて,2012 年 6 月末日までに電子メール(office[at]jaas.gr.jp)で,年報編集委員会宛てにお申し込みください([at]を@に置き換えて下さい)。採否は編集委員会の責任において審査決定致します。

『アメリカ研究』第46号原稿募集のお知らせ

2011年3月29日

 『アメリカ研究』(年報)は,2012年3月に第46号を刊行する予定です。会員諸氏の積極的な投稿を期待します。

1.内容  アメリカ研究に関する未発表論文,もしくは進行中の研究ノート。前年度に『アメリカ研究』もしくは『英文ジャーナル』に論文・研究ノートが掲載された方は,本年度の投稿をご遠慮ください。また,同じ年度に、あるいは年度をまたいで『アメリカ研究』と『英文ジャーナル』の双方に投稿することはできません。これは,なるべく多くの会員に発表の機会を提供するためです。 2.枚数  論文は33行×34行のレイアウトで19ページ以内(註を含む)。研究ノートは同形式で8ページ以内。ほかに英文レジュメ(500語)。執筆要項は,学会ウェブサイト(http://www.jaas.gr.jp/periodicals/youkou.html)を参照のこと。 3.原稿締め切り期日  2011年9月6日(火)。学会事務局に必着のこと。 4.提出部数  3部(コピー)。提出原稿は不採用の場合もお返し致しません。  応募者は,論文題目に簡単な説明を付けて,2011年6月末日までに電子メール(

)で,年報編集委員会宛てにお申し込みください。採否は編集委員会の責任において審査決定致します。

『アメリカ研究』第46号「特集論文」募集のお知らせ

2011年3月29日

 会報173号にてお知らせしました通り,『アメリカ研究』第46号の特集テーマは,「海と国家」と決まりました。

  「特集」に執筆希望の会員は,2011年6月末日までに,氏名・所属,論文題目および構想・資料などの説明(400 字程度)を電子メール(

)で,年報編集委員会宛てにお申し込みください。その際の件名は,「『アメリカ研究』特集応募」と明記してくださるようお願いいたします。原稿については,学会ウェブサイト(http://www.jaas.gr.jp/periodicals/youkou.html)上の執筆要項をご覧ください。締め切りは,9月6日(火)必着です。

『アメリカ研究』第44号 お詫びと訂正

2010年4月14日

 巻末の「執筆者一覧」の中の、「松田春香」氏の所属に誤りがございましたので、お詫びして訂正致します。
  (誤)              (正)
跡見学園女子大学     →    大妻女子大学
Atomi University      →    Otsuma Women's University

『アメリカ研究』第45号原稿募集のお知らせ

2010年2月 4日

 学会機関誌『アメリカ研究』(年報)は,2011年3月に第45号を刊行する予定です。会員諸氏の積極的な投稿を期待します。

1. 内容  アメリカ研究に関する未発表論文,もしくは進行中の研究ノート。前年度に『アメリカ研究』もしくは『英文ジャーナル』に論文・研究ノートが掲載された方は,本年度の投稿をご遠慮ください。また,同じ年度に『アメリカ研究』と『英文ジャーナル』の双方に投稿することは出来ません。これは,なるべく多くの会員に発表の機会を提供するためです。 2. 枚数  論文は33字×34行のレイアウトで19ページ以内(註を含む)。研究ノートは同形式で8ページ以内。ほかに英文レジュメ(500 語)。執筆要項は,学会ウェブサイト(http://www.jaas.gr.jp/periodicals/youkou.html)を参照のこと。 3. 原稿締め切り期日  2010年9月7日(火)。学会事務局に必着のこと。 4. 提出部数  3部(コピー)。提出原稿は不採用の場合もお返し致しません。  応募者は,論文題目に簡単な説明を付けて,2010年6月末日までに電子メール(

)で,年報編集委員会宛てにお申し込みください。採否は編集委員会の責任において審査決定致します。

『アメリカ研究』第45号「特集論文」募集のお知らせ

2010年2月 4日

 『アメリカ研究』第45号の特集テーマは, 「病いと制度」と決まりました。 特集テーマの趣旨説明は,会報172号 (2010 年 4 月発行予定)に掲載いたします。

 「特集」に執筆希望の会員は,2010年6月末日までに,氏名・所属,論文題目および構想・資料などの説明 (400 字程度)を電子メール(

)で,年報編集委員会宛てにお申し込みください。その際のSubject は,「『アメリカ研究』特集応募」と明記してくださるようお願いいたします。原稿については,学会ウェブサイト(http://www.jaas.gr.jp/periodicals/youkou.html)上の執筆要項をご覧ください。締め切りは,2010 年9月7日 (火)必着です。

『アメリカ研究』第44号原稿募集のお知らせ

2008年12月10日

 学会機関誌『アメリカ研究』(年報)は、2010年3月に第44号を刊行する予定です。会員諸氏の積極的な投稿を期待します。

1. 内      容 アメリカ研究に関する未発表論文、もしくは進行中の研究ノート。前年度に『ア
           メリカ研究』もしくは『英文ジャーナル』に論文・研究ノートが掲載された方
           は、本年度の投稿をご遠慮ください。また、同じ年度に『アメリカ研究』と『英
           文ジャーナル』の双方に投稿することは出来ません。これは、なるべく多くの
           会員に発表の機会を提供するためです。
2. 枚      数 論文は33字×34行のレイアウトで19ページ以内(註や図表を含む)。研究ノ
           ートは同形式で8ページ以内。ほかに英文レジュメ(500語)。執筆要項は、
           学会ウェブサイトを参照のこと。
3. 原稿締め切り期日 2009年9月8日(火)。学会事務局に必着のこと。
4. 提  出  部 数 4部(コピー)。提出原稿は不採用の場合もお返ししません。
 応募者は、論文題目に簡単な説明を付けて、2009年6月末日までに、年報編集委員会宛てにお申し込み
ください。採否は編集委員会の責任において審査決定致します。
                                         年報編集委員会

『アメリカ研究』第43号「特集論文」募集のお知らせ

2008年4月 2日

 『アメリカ研究』第43号(2009年3月発行)の特集テーマは、「大統領」と決まりました。その趣旨は以下の通りです。

 ジョージ・ワシントンからジョージ・W・ブッシュまで、初代就任から第43代任期満了まで220年の歴史を誇る大統領の歴史は、今日の世界全般の趨勢を左右するアメリカ合衆国最大の文化である。古く17世紀植民地時代より400年近く、アメリカはもともと多様なる矛盾を高邁なる理想のもとに封じ込めることで成立した。「独立宣言」の公約にもかかわらず、いまなお性差・人種・階級すべてにおける内部の紛糾がやむことなく、独立戦争からイラク戦争まで外部との闘争を繰り返して存続するこの国を動かしている原理は、なおも「来るべき民主主義」にほかならない。アメリカを最も象徴する成功物語はエイブラハム・リンカーン第16代大統領が体現した「丸太小屋から大統領官邸へ」なるセルフメイド・マンの神話だが、にもかかわらず第2代ジョン・アダムズの長男が第6代に選ばれたのと同じく、また第35代ジョン・F・ケネディが一族から期待されたのと同じく、第41代ブッシュの息子が第43代に収まり露呈させてしまった王朝精神には、かつての「帝国」が息を吹き返すのに充分な素地が潜む。さて大統領という制度は民主主義を延命させるのか、それとも危機に陥れるのか。
 折しも、今年2008年は第44代を決めるアメリカ大統領選挙の年。アメリカ大統領をめぐる歴史と神話をめぐって、意欲的な投稿を期待する。

 「特集」に執筆希望の会員は、2008年6月末日までに、氏名・所属、論文題目 および構想・資料などの説明(400字程度)を電子メール(office@jaas.gr.jp)で、年報編集委員会宛てにお申し込みください。その際のSubjectは、『アメリカ研究』特集応募と明記してくださるようお願いいたします。執筆の依頼については、2008年3月に決定し、通知をさしあげる予定です。原稿については、ホームページ http://www.jaas.gr.jp上の執筆要項をご覧ください。締め切りは、9月2日(火)必 着です。
                     
                                                         年報編集委員会

『アメリカ研究』第43号原稿募集のお知らせ

2008年4月 2日

 学会機関誌『アメリカ研究』(年報)は、2009年3月に第43号を刊行する予定です。会員諸氏の積極的な投稿を期待します。

1. 内容
 アメリカ研究に関する未発表論文、もしくは進行中の研究ノート。前年度に『アメリカ研究』もしくは『英文ジャーナル』に論文・研究ノートが掲載された方は、本年度の投稿をご遠慮ください。また、同じ年度に『アメリカ研究』と『英文ジャーナル』の双方に投稿することは出来ません。これは、なるべく多くの会員に発表の機会を提供するためです。
2. 枚数
 論文は33字×34行のレイアウトで19ページ以内(註を含む)。研究ノートは同形式で8ページ以内。ほかに英文レジュメ(500語)。執筆要項は当サイトを参照のこと。
3. 原稿締め切り期日
 2008年9月2日(火)。学会事務局に必着のこと。
4. 提出部数
 3部(コピー)。提出原稿は不採用の場合もお返し致しません。

 応募者は、論文題目に簡単な説明を付けて、2008年6月末までに、年報編集委員会宛てにお申し込みください。採否は編集委員会の責任において審査決定致します。

                                                       年報編集委員会

『アメリカ研究』41号 お詫びと訂正

2007年5月22日

巻末の「執筆者一覧」の中の、「松永京子」氏の所属に誤りがございましたので、お詫びして訂正致します。

(誤)                      (正)
広島大学            → 日本学術振興会特別研究員
Hiroshima University     → JSPS Research Fellow

『アメリカ研究』42号「特集論文」応募締切延長のお知らせ

2007年2月27日

『アメリカ研究』42号特集「核の空間」への募集期間を、下記の通り延長致します。

 締切 5月10日(木) 

詳細は会報162号をご参照下さい。
ご応募をお待ちしております。

年報編集委員会

アメリカ研究40号訂正

2006年6月 8日

英文の目次(Contents)と執筆者一覧(Contributors)の竹本友子氏のお名前がTomokoとなっておりますが、Yukoの誤りでした。お詫びして訂正致します。

『アメリカ研究』40号 お詫びと訂正

2006年4月19日

巻末の「執筆者一覧」の中の、「倉科一希」氏の所属の部分に誤りがございましたので、お詫びして訂正致します。
(誤)                      (正)
国際基督教大学            → 国際教養大学
International Christian University  → Akita International University

『アメリカ研究』第 41号投稿論文提出シート

2006年3月 9日

『アメリカ研究』第41号に論文を投稿される方は、以下のアドレスから提出シートをダウンロードし、原稿に添付してください。
http://www.jaas.gr.jp/periodicals/sheet.doc

『アメリカ研究』第41号の「特集テーマ」訂正のお知らせ

2006年2月22日

会報159号で特集テーマを「環境」とお知らせしましたが、これを「自然と環境」に訂正致します。テーマの趣旨説明は会報159号の通りです(以下参照)。なお、この訂正にともない応募締切を2006年4月20日(木)に変更いたします。

趣旨は以下のとおりです。

 レイチェル・カーソンの『沈黙の春』(1962 年)以降,世界は変わった。アメリカは 19 世紀中葉よりソロー以来のネイチャーライティングの伝統を育み,自然との共生感覚の回復を目論む環境保護思想や,国立公園制定や環境倫理を樹立してきたが,人類の存続や生態系の危機的状況認識は 1970 年 4 月のアースデイを契機に環境主義へと転換をみた。この本が世界各国語に翻訳されベストセラーとなるなかで,1964 年にレオ・マークスの『楽園と機械文明』が出版されると,70 年代 80 年代には学際化と総合化による諸学問分野の環境を軸とする再編成が進み,それはアメリカ研究の躍進にもつながった。
 しかし 2001 年 9 月 11 日以降,アメリカはさらに変わった。京都議定書からの離脱と環境政策の後退,国立公園の保護行政の停滞や,排気ガス規制の緩和,長い期間をかけ国民的コンセンサスとなってきた自然保護の精神の萎縮は,地域の環境格差の増大と都市環境の脆弱化を深刻な形で露呈し,アメリカ的精神そのものの行方を覆っていることも否定できない。<自然と環境>というテーマは,土地,階級,エスニック,ジェンダー・スタディーズ等,多文化主義的アメリカ研究の展開と,どのように切り結ぶことができるか。自然の喪失や終焉の環境的終末のレトリックは,ピルグリム・ファーザーズやコットン・マザーにまで遡るアメリカ固有の宗教的熱狂と,いかなる方途で関係しているのか。<光り輝く西部>は脱神話化され,環境諸科学や環境正義運動によってもその実態が暴かれてきたが,それは軍事政策と大量消費社会と市場のグローバル化の加速によって,今後どのような展開を見るのか。<自然と環境>をめぐって,ローレンス・ビュエルの言う「ポスト・サイレント・スプリング」とポスト・9.11 を生き抜く多方面からの論考を期待する。
  
 「特集」に執筆希望の方は,2006 年 4月20日(木)までに,氏名・所属,論文題目及び構想・資料などの説明(400 字程度)を A4 一枚にまとめ年報編集委員会宛お申し込みください。執筆の依頼については,2006 年 3 月はじめまでに決定し,通知を差し上げる予定です。(原稿については,ホームページ上の『アメリカ研究』執筆要項をご覧ください。)締め切りは,2006 年 9 月 4 日(月)です。

『アメリカ研究』第 41 号原稿募集

2005年12月 9日

学会機関誌『アメリカ研究』(年報)は,2007 年 3 月に第 41 号を刊行する予定です。会員諸氏の積極的な投稿を期待します。

  1.  内容 アメリカ研究に関する未発表論文,もしくは進行中の研究ノート。前年度に『アメリカ研究』もしくは『英文ジャーナル』に論文・研究ノートが掲載された方は,本年度の投稿をご遠慮下さい。また同じ年度に『アメリカ研究』『英文ジャーナル』の双方に投稿することは出来ません。これは,なるべく多くの会員に発表の機会を提供するためです。
  2.  枚数 論文は 33 字×34 行のレイアウトで 19 ページ以内(註を含む)。研究ノートは同形式で 8 ページ以内。ほかに英文レジュメ(500 語)。(執筆要項は,ホームページを参照のこと)
  3.  原稿締め切り期日 2006 年 9 月 4 日(月)。(学会事務局に必着のこと)
  4.  提出部数 3 部(コピー)。提出原稿は不採用の場合もお返しいたしません。
   応募者は論文題目に簡単な説明を付けて 2006 年 3 月末日までに編集委員会宛にお申し込み下さい。採否は編集委員会の責任において審査決定いたします。
  年報編集委員会

『アメリカ研究』第 41 号「特集論文」募集のお知らせ

2005年12月 9日

『アメリカ研究』第 41 号(2007 年発行)の特集テーマは「環境」ときまりました。その趣旨は以下のとおりです。

 レイチェル・カーソンの『沈黙の春』(1962 年)以降,世界は変わった。アメリカは 19 世紀中葉よりソロー以来のネイチャーライティングの伝統を育み,自然との共生感覚の回復を目論む環境保護思想や,国立公園制定や環境倫理を樹立してきたが,人類の存続や生態系の危機的状況認識は 1970 年 4 月のアースデイを契機に環境主義へと転換をみた。この本が世界各国語に翻訳されベストセラーとなるなかで,1964 年にレオ・マークスの『楽園と機械文明』が出版されると,70 年代 80 年代には学際化と総合化による諸学問分野の環境を軸とする再編成が進み,それはアメリカ研究の躍進にもつながった。
 しかし 2001 年 9 月 11 日以降,アメリカはさらに変わった。京都議定書からの離脱と環境政策の後退,国立公園の保護行政の停滞や,排気ガス規制の緩和,長い期間をかけ国民的コンセンサスとなってきた自然保護の精神の萎縮は,地域の環境格差の増大と都市環境の脆弱化を深刻な形で露呈し,アメリカ的精神そのものの行方を覆っていることも否定できない。<自然と環境>というテーマは,土地,階級,エスニック,ジェンダー・スタディーズ等,多文化主義的アメリカ研究の展開と,どのように切り結ぶことができるか。自然の喪失や終焉の環境的終末のレトリックは,ピルグリム・ファーザーズやコットン・マザーにまで遡るアメリカ固有の宗教的熱狂と,いかなる方途で関係しているのか。<光り輝く西部>は脱神話化され,環境諸科学や環境正義運動によってもその実態が暴かれてきたが,それは軍事政策と大量消費社会と市場のグローバル化の加速によって,今後どのような展開を見るのか。<自然と環境>をめぐって,ローレンス・ビュエルの言う「ポスト・サイレント・スプリング」とポスト・9.11 を生き抜く多方面からの論考を期待する。
  
 「特集」に執筆希望の方は,2006 年 2 月 20 日(月)までに,氏名・所属,論文題目及び構想・資料などの説明(400 字程度)を A4 一枚にまとめ年報編集委員会宛お申し込みください。執筆の依頼については,2006 年 3 月はじめまでに決定し,通知を差し上げる予定です。(原稿については,ホームページ上の『アメリカ研究』執筆要項をご覧ください。)締め切りは,2006 年 9 月 4 日(月)です。
  年報編集委員会

アメリカ学会会報の発行回数について

2005年8月 2日

アメリカ学会会報は長く季刊で発行して参りましたが,諸般の事情により,年3回の刊行に変更することを,この7月の年報編集委員会,常務理事会にて決定いたしました。今後,会報は11月末,3月末,そして7月末の発行になります。従来と変わらぬご支援のほどを,よろしくお願い申し上げます。年報編集委員長・巽 孝之

『アメリカ研究』40号原稿募集

2005年2月 3日

 学会機関誌『アメリカ研究』(年報)は,2006年3月に第40号を刊行する予定です。会員諸氏の積極的な投稿を期待します。

1. 内   容 アメリカ研究に関する未発表論文,もしくは進行中の研究ノート。前年度に『アメリカ研究』もしくは『英文ジャーナル』に論文・研究ノートが掲載された方は,本年度の投稿をご遠慮下さい。また同じ年度に『アメリカ研究』『英文ジャーナル』の双方に投稿することは出来ません。これは,なるべく多くの会員に発表の機会を提供するためです。
2. 枚   数 論文は33字×34行のレイアウトで19ページ以内(註を含む)。研究ノートは同形式で8ページ以内。ほかに英文レジュメ(500語)。(執筆要項は,ホームページを参照のこと)
3. 原稿締切期日 2005年9月5日。(学会事務局に必着のこと)
4. 提出部数 3部(コピー)。提出原稿は不採用の場合もお返しいたしません。
 応募者は論文題目に簡単な説明を付けて3月末日までに編集委員会宛にお申し込み下さい。採否は編集委員会の責任において審査決定いたします。

「特集論文」募集のお知らせ
 前号でお知らせしました通り,『アメリカ研究』40号の特集テーマは「暴力」です。特集に執筆ご希望の方は,2005年2月20日までに,氏名・所属,論文題目および構想・資料などの説明(400字程度)を電子メールでoffice@jaas.gr.jp年報編集委員会宛お申し込みください。その際の件名は,『アメリカ研究』特集応募と明記してくださるようお願いいたします。執筆の依頼については,2005年3月初めまでに決定し,通知をさしあげる予定です。原稿については,ホームページhttp://www.jaas.gr.jp上の執筆要項をご覧ください。締め切りは,9月5日(月)必着です。年報編集委員会